上野光夫– Author –
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面談終了時の言葉を聞き流してはいけない
融資の面談が終わる時間になると、融資担当者が融資可否の見込みについて触れます。 そのときの融資担当者の言葉は重要なので、しっかりと聞くだけではなくそれに応じたリアクションをすべきです。 たとえば「できるだけ融資の方向で検討しますが、私一人... -
「売上の根拠となる資料」は何を準備すべきか
持参する資料の中でもっとも頭を悩ませるのが、「売上の根拠となる資料」でしょう。創業計画書の「事業の見通し」にはなんとか売上予測を書いたものの、その根拠を示すのは難しいという方がほとんどです。 でも、そこであきらめてはいけません。また「資料... -
資本性ローン(挑戦支援資本強化特例制度)について
日本政策金融公庫の融資制度には「資本性ローン」があり、これから起業する人も対象になります。これは「技術・ノウハウに新規性が見られる方」というのが要件になっています。 この制度の大きな特徴は、次の2点です。 ①本特例による債務については、金融... -
融資担当者の圧迫感に備えよう
融資担当者の中には、なんとなく「上から目線」という印象の人もいます。ホテルのフロントにいる女性のように、にこやかに話す人は少ないのが実態です。 融資担当者の印象はよくても、家族のことなどプライベートことを質問される場合があるので、ムッとす... -
融資面談では何を聞かれるのか?
ここでは、面談を具体的にイメージしていただくために、融資を申し込みした上野光子さんと融資担当者との会話の一部をご紹介します。上野光子さんは、カフェの開業を予定している女性起業家です。 [word_balloon id="mystery_men" position="L" size="S" b... -
融資面談へ向けて資料の準備をしよう
融資面談日時の連絡が来たら、当日持参する資料について案内があります。 電話で伝えられることもありますが、後日郵送で「お持ちいただきたい資料」と書いた文書が来る場合もあります。日程に余裕があればいいのですが、文書が前日に届いて慌てて準備しな... -
「えっまさかそんなことあるの?」融資担当者の意外な弱点
参考情報として、融資担当者に関する意外なお話をしておきます。 融資担当者は決して万能ではなく、「まさかそんなことあるの?」と驚くような面があることを知っていただきたいと思います。 一つは、担当者によって能力差が大きいということです。 日頃か... -
事務所や店舗を借りる時の注意点
店舗や事務所を借りて起業する場合は、いくつか留意すべき点があります。 ①物件は融資申し込み前に決める 借りる物件は、融資を申し込みする前に決めておかなければなりません。「東京都内のどこかで」というのでは、融資を決めてくれないからです。「この... -
起業の時のお金の問題、どうしているの?
「他の人はお金の調達をどうしているのですか?」 私が起業志望者からよく投げかけられる質問です。 とりわけ私がよく相談を受ける20~30代の人は、「起業したいのに資金が足りない」という状態の人が多いのが実態です。「どうにかうまく資金調達したい」... -
目的に応じて事業計画書を作成しよう
一口に事業計画書といっても、実は作成する直接の目的が何かによって、内容を変える必要があります。目的を十分に考慮せずに作ってしまうと、効果がない代物になってしまうからです。 たとえば、Aさんがイタリアンレストランを開業しようと考えているとし... -
地方自治体の「制度融資」について知っておこう
日本政策金融公庫以外で起業家が利用しやすい融資が、都道府県や市区町村など地方自治体の「制度融資」といわれるものです。 「制度融資」は、各自治体が中小企業や起業家を支援する政策目的で実施しているもので、自治体によって融資の条件や利率などが異... -
「金融機関の審査は厳しい」と感じてしまう理由とは
創業融資を申し込みした起業家の中で、「審査が厳しいと感じた」とおっしゃる方は少なくありません。融資担当者との面談で、「事業計画を説明してもなかなか理解してもらえなかった」「細かいことを質問された」「収支予測についてネガティブにみられた」...